CP高島の! 日々と気付きと時どき修験道

臨床心理士(CP)高島 進が、日々気付いたことを格好つけて記します。

人に学ぶ~師に学ぶ~

私にも、数年来、様々なことを学ばせていただいている、

先生がおります。

 

つい最近、先生とのお話の中で、改めて

「やっぱりこの人はすごいなぁ」

と思うことがあります。

 

私たち心理士は、クライエントさんとの面接の中で、
必ずと言っていいほど一番最初に「見立て」を立てます。

 

「見立て」とは、そのクライエントさんがどのようなニーズを持っていて、
どんな困難が伴っており、それをどう乗り越えていくのか、

 

ということを専門的知識や経験、印象などから見通しを立てていく。
簡単に説明するとそういったことになります。

 

「見立て」は面接のしんどや、展開などにより、その都度立て直していくのが
自然だし望ましいことだと個人的には思っています。


一方で、大前提として、カウンセラーもクライエントさんも、その見立てをガイドとしてプロセスをたどっていくという側面もあるため、立て直していくからと言っていい加減な見立ては行いません。


その都度、あらゆる可能性を吟味し、その時その時にベストな「見立て」を行っていく。そういうものだと頭では理解しています。

 

しかし、その「見立て」に足をすくわれることもあります。
人間は一度そうだと思い込んでしまえば、どうしても見方が偏ってしまったり、思考にも死角ができてしまい、時には重要な情報を見落としてしまい、セッションが違った方向へ飛んで行ってしまうことにもつながりかねません。

 

私が師のことを「すごいなぁ」と思う点はここにあります。

私の先生は、その「見立て」にとらわれず、またこだわることもありません。

 

「間違うことは人の常。間違いに気づけば、そこから訂正すればいい」

 

とそのことを実行し続けていらっしゃいます。

 

こうして文字化してしまうと何でもないようなことに思えますが、
ほとんどのこだわりは無意識に行われていることが多く、
私自身、こだわっている、という状態に気が付くのはずいぶん遅れてのことが非常に多いのが現状です。

 

曰く「見立てを常に疑え」

 

大変、柔軟性の高いことだと思います。
まだまだ勉強も修行も積み重ねていこうと思っていますが、
こういった柔軟性はぜひとも身に着け、より強化していきたいところですね!